阿含宗の深遠の深さ


私は、阿含宗という宗教を最近になってよく知るようになりました。
阿含宗(あごんしゅう)という呼び方ですが、
なかなか一般の人には読み方さえも難しいですね。
お釈迦さまの本当の教えが残されているとされている宗派であり、
私のような個人の仏教研究家としては、
かなり興味を持てるところがあります。
そして、調べてみると、非常に奥深さを感じます。

まず、お釈迦様の唯一の経典としての
阿含経の歴史的な価値があげられるでしょう。
現代は『仏教』と一言といっても、かなりの宗派があり、
現代人にとってはなじみの少ないところがある。
だが、日本人の心のよりどころ、
とくに戦前や戦後すぐに生まれた私のような世代には、
仏教という非常になじみの深い宗派は、一種懐かしさやそのやさしさ、
包み込むような広さということを感じるところがある。
それを感じとって現代にも生かしてほしいと思っています。

仏教学上の分類では、
「根本(こんぽん)仏教」というカテゴリになります。
一般の現代の人には分かりにくいかも知れません。
かつては仏教を大乗仏教、小乗仏教と分類していたのですが、
現在は大乗仏教、根本仏教と分類するのが普通で、
阿含宗はこの中の根本仏教に属するものです。

現代のような多様や価値観、
そしてめまぐるしいスピード感覚に追われている時代こそ、
本当に心の拠り所になるような宗教や自分の心の位置づけを、
もっとしっかりと持つことが大切になるのではないでしょうか。
自分にとってのその意味や役割、そして歴史的な背景ということを、
もっとしっかりと判断できるようにしておくことが大切になります。
宗教と、そして心の調和ということを、
現代人はもっと大切にしても良いのではないでしょうか。